【アブラムシ】
春がまだ浅いうちから現れて、バラの新芽にびっしりとかぶりつき、樹液を吸い取ってしまう誰もが知ってる困った子ですね。暖冬の年は、特に被害がひどいように思います。対策としては、まず、見つけたらテデトール。(要するに”手で取る”!)園芸家の指は、即緑色に染まり、文字通り”緑の指”の持ち主になれるという、みなさんご存知の最も有効かつシンプルな駆除の方法ですね。でも、大量に発生した場合は?というと、これも有名な方法ですが、牛乳を水で薄めたものをたっぷりとかけてやるといいです。また、木酢液の20倍という高濃度による散布もよく効きます。ただし、バラの新芽にかけると強すぎて葉がちじれることもあるのでご用心です。でも、やっぱり一番頼りになるのは、天敵のアブラバチ、クサカゲロウ、テントウムシ、そしてヒラタアブくんたちですね。この子たちのおかげでしょうか?不思議と花時にはぴたっとアブラムシの姿は見かけなくなります。オルトランなんてひとつもまかなくてもこの通り♪です。ね、薬を使わないほうが簡単でしょう?

この画像は、村田ばら園さんからいただきました。

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