次に、良質の堆肥でカバー。
微生物を紫外線から守り、適度な湿度を保つためです。
もちろん、これで見栄えも少しはよくなります
堆肥の下では、寒い冬のあいだでも白い菌糸がみっちりと張っていきます。
この菌糸が発酵のスターターとなり、剪定枝などの有機物を1年かけて分解してくれるのです。
たっぷりの有機物を食べて元気になった微生物達は
さらに土をころころに団粒化させて、肥沃な土をつくってくれます。
これを“土ごと発酵”といいます。
毎年冬に出る剪定枝をごみにせず、
土に返すことで、
健康なバラが育てられるということです。
この有機物のマルチは、年間通していつでもやってOKです。
暖かい時期だと半年くらいで有機物は自然と土に返っていきます。