米ぬかオーガニックとは?


(雨の朝 コーネリア)

今から約8年程前、
全国のお庭がインターネットで繋がりました。

「バラをオーガニックで育てたい」
そんな志をもった方々と
インターネットで情報交換をしてきました。

その中で得た知識やノウハウを
このHPに蓄積してきたのです。

害虫対策は、
天敵たちのことを知ることで
解決していきました。

病気対策は、
微生物の力を借りることが大切だということに気が付きました。

そんなとき、
農業の専門雑誌である「現代農業」で
米ぬかを使った農業技術が紹介されました。

その農業技術を
バラの庭に応用しようと始めたのが、
「米ぬかオーガニック」です。

「米ぬかオーガニック」では、
漢方の保護液や木酢液などを
化学農薬に替わるものとして撒くことは極力しません。
天敵に影響のあるものは、
たとえ自然のものと謳われていても
化学農薬を使うのと同じと考えています。

微生物の力を借りてバラを健康に育て、
何も撒かないことで天敵を呼び寄せ、
害虫と天敵のバランスのとれた小さなビオトープを作ることが目標です。

この微生物の力を最大限に引き出してくれるのが
米ぬかなのです。

日本で何千年もの間、育てられて来たお米。
稲作は、日本の自然や文化の根幹です。

このお米の栄養が最も詰まっているのが
米ぬかです。
善玉菌と言われるような
バラを健康に育てる手助けをしてくれる微生物も
この米ぬかが大好きです。

また、オーガニックは、とかく高くつくという思いがある方が多いかと思いますが、
「米ぬかオーガニック」では、
できるだけお金をかけないやり方を探っていきます。

定期的にクスリを撒くことも無いので、
その分手間もかかりません。

お金も、労力もできるだけかけずに
バラの庭を愉しむ方法を創造する、
それが米ぬかオーガニックの基本の考え方です。^^

みなさんも、もしよろしければ、
私の経験や方法をほんの参考にして頂いて、
ご自分のお庭や環境に合ったオーガニックな栽培法を
どうぞ
編み出してください!



(ウィリアム クリスティー)
 
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