薔薇図鑑




いったい我が家には何本の薔薇が植わっているのか。
こんな素朴な疑問を抱いてこの一覧表を作ろうと思い立ちました。

言葉のみで綴った薔薇の庭です。

それぞれの薔薇の伸び方など性質については
あくまでも私の庭での成績です。
また、薔薇の分類については、
薔薇のナーサリーのカタログを参考にしました。
誤記など、お気づきの点がありましたらぜひぜひお知らせくださいね。


ワイルドローズ
ガリカローズ
アルバローズ
ダマスクローズ
モスローズ
チャイナローズ
ブルボンローズ
ハイブリッドパーペチュアル
ハイブリッド・ムスク

ノアゼットローズ
ティーローズ
ランブラーローズ
モダン・シュラブローズ
クライマー
ハイブリッドティーローズ
フロリバンダローズ
ポリアンサ・ミニチュアローズ
イングリッシュローズ


薔薇の名前の横にある、〜年を表す数字から、
その年の薔薇画像へとリンクしています。



品種名横の★について


ピンクのは、初めて庭で薔薇を育ててみようと考えている方の指標となるように、
花や葉の美しさ・四季咲き性・扱い易さなどをポイントに付けてみました。
なお青いは、あくまでも私の個人的な好み、とりわけお気に入りの薔薇です。


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ワイルドローズ

これらの薔薇は、たくましく伸びて、あっというまにスペースを枝でいっぱいにしてしまいます。春にいっきに咲く姿は見事。秋の実も楽しめます。

【ロサ・コンプリカ―タ】 00’ 01’ 02’ 03'
遠くからでもよく目立つクリアなピンクの一重のこの薔薇は、朝開いて、夕方には閉じてしまいます。一季咲きですが大きな房咲きになり、花期は長い方。毎年新しいシュートが何本も3メートル近く伸びて旺盛です。剪定&誘引次第で、つる薔薇のようにもシュラブローズのようにも育てられて。秋に、オレンジ色の綺麗な丸い実がたわわにつくので、その実を使って薔薇酒を作るのが秋の恒例となっています。我が家では、北西の一角にトレリスにそわせて植えています。

【ロサ・オドラータ】 02’ 03'
たおやかな枝と細長い葉が魅力的な薔薇。壁に誘引する薔薇として2001年春から育てています。早咲きで、中輪の八重の白に近い淡い桃色の花がステムも短く枝にぎっしりとつき素晴らしい光景に。

【ユキコ】 02’
私の名前と同じ薔薇と出会えるとは思ってもいませんでした。野薔薇の交配種というこの薔薇は、葉も小さく枝も細いのですが、たくましく伸びて病気知らず。他の薔薇が終わった頃、とても小さなロゼット咲きの淡いピンクの花がびっしりと咲きます。

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ガリカローズ

ガリカローズの深い紅や紫がかった色合いは、現代薔薇のそれとは違ってとてもクリアで嫌味がないと感じています。一季咲きですが、どの薔薇も心揺り動かされる力強い美しさを持っていて。

【ロサ・ムンディ】 00’ 01’ 02’
何年たってもこの薔薇はほんの1メートルくらいの背丈にしかなりません。白にローズピンクの絞りが入ったこの薔薇は、中輪で重ねはやや薄く独特の雰囲気があり、英国でもたいへん人気があるとか。春に一度咲くのみで花期も短いのですが、たいへん心ひかれる薔薇です。

【シャルルドミルズ】 01’ 02’ 03'
重ねの多い紫がかった濃紅色の薔薇。花も9cmと大きく艶やかですが、嫌味が無く品格を感じます。一季咲きですが、これぞオールドローズという存在感には、育てて良かったと感じさせるものがあって。細い枝がよく茂り、旺盛、2メートルくらいに育つそうです。

【紫玉】 02’
日本で江戸時代から栽培されていたという記録があるそうです。深い赤紫の中輪、重ねも多く深みを感じさせる花、秋の紅葉もたいへん美しいとか。2メートルくらいに育ち、まだまだ細いシュートをどんどん伸ばしています。

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アルバローズ

【マダムプランティエ】
2003年春に手に入れた薔薇。マダムアルディをさらに上品に優美にしたような白い花がたおやかにたっぷりと咲きます。大き目のトレリスに誘引するといいと聞いています。

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ダマスクローズ

ダマスクローズをはじめ、オールドローズは一季咲きのものが多いですが、慨して葉がとても美しく、花の無い時期も充分庭の素材として楽しむことができます。

【マダムハーディー】 02’ 03'
白のオールドローズの中では、最も美しい薔薇と思っています。長い間、憧れの薔薇でしたが、2001年夏にようやく苗を手に入れることができました。花は、春に1回咲くのみですが、花の無い時期も明るいグリーンの葉がとても美しくて。

【ヨーランデダラゴン】
ダマスクパーペチュアルに分類されているそうです。深いピンク色のディープカップの花が咲くとのこと。とにかく香りがすばらしいと聞いて、2003年秋に入手しました。

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モスローズ

独特の蕾が魅力的。葉や枝にも個性があって素敵です。

【サレット】 02’
薔薇のナーサリーで咲いている姿に出会い、その美しさに目を奪われてしまいました。重ねの多い八重の整った花は、上品なピンク色。オールドローズとしては、よく返り咲くそうです。

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チャイナローズ

四季咲き性がとてもよく、樹形がこじんまりとまとまるので鉢でずっと育ていてもよい薔薇達です。

【セシルブルンネ】 
この薔薇を摘んでボタンホールに挿すというお話を村田晴夫さんに教えていただきました。小さな淡いピンクの花は、たとえようも無く愛らしく、春からずっと何度も繰り返し咲いています。1.2メートルくらいと大きくなりすぎず、小さな庭のオベリスクには兆度いい品種でした。

【ペルルドール】 01’ 02’ 03'
杏色がかったピンクの小さな花が繰り返し咲いて。お気に入りの鉢に植えるのに、ぴったりの薔薇です。

【イレーネワッツ】 01’ 02’ 03'
サーモンピンクのふっくらした八重の花が絶え間なく咲いています。こじんまりと小さな樹形、狭いボーダーでも安心です。

【賽昭君】 01’ 02’
淡いピンクと濃いピンクが交じり合い、控えめだけど個性的、ちょっとユニークな花が繰り返し咲きます。南側のトレリスにそわせる計画です。

【オールドブラッシュ】 02’ 03'
ふんわりとした、とても雰囲気のあるローズピンクの花は、一目見たら忘れられないでしょう。何百年も栽培されるには、それなりの理由があることを感じさせる素晴らしい薔薇。繰りかえしよく咲きます。

【粉粧楼】 00’ 01’ 02’
白くふっくらとした絹のような花弁を持つこの薔薇は、花弁が雨に弱いため鉢植えで育てるのがやっぱり定番。よく咲きます。

【紫燕飛舞】 02’ 03'
濃い紫がかった赤、きりっとした美しい色合いです。背丈は人の肩くらいまで伸びて。さらに大きくなるという話も聞きました。重ねの多いすっきりと美しい花形。香りも素晴らしくて。夏も綺麗に咲いてきました。

【ルイ14世】 02'  03'
黒薔薇というのでしょうか、美しい色に吸い込まれそうです。花形が、ちょっとひらひらしているところが個性でしょうか。秋の花が特に美しいように感じます。

【香粉蓮】
2003年春に入手した薔薇です。アプリコットという色合いに惹かれます。 

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ブルボンローズ

オールドローズの中でも、返り咲きをする系統です。花は豪華で存在感があり、香りも素晴らしいです。

【マダムイザークペレール】 00’ 01’ 02’ 03'
旺盛な薔薇、つる薔薇と思って扱っても間違い無いでしょう。濃いピンクの重ねの多い花はとてもゴージャス。特筆すべきはその香り。雨の日は花弁から滴る雫がまるで香水のように香ります。返り咲きもします。

【スヴェニール・ドゥ・ラ・マルメゾン】 01’ 02’ 03'
白に近い上品な淡いピンクの美しい花。それほど大きくならずこじんまりとまとまって春から秋まで蕾を付けます。うどんこ病に弱いというのが通説のようですが、我が家では、さほど困りものというほどではなさそうです。

【スヴェニール・ドゥ・セントアンズ】 03'
半八重のシルバーピンク、とても美しい薔薇です。香りも素晴らしくて。次々と蕾が上がってきます。

【マダム・ピエール・オジェ】 03'
可愛らしいカップ咲きの八重の花がステム短く咲いてきます。返り咲き性もよさそうです。オベリスクに誘引しました。

【グルス・アン・テプリッツ】
うつむいて咲く美しい赤い薔薇、カップ咲きですが、軽くひらひらとした花弁がとても魅力的です。繰り返し咲いてきます。あまり大きくはならないとか。

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ハイブリッドパーペチュアル

【スヴェニール・ドゥ・ドクター・ジャメイン】 03'
深い赤がとても魅力的な薔薇。日が経つと深い赤紫に色が変化するようです。白のスノーグースを背景として、トレリスに誘引する予定です。
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ハイブリッド・ムスク

つる薔薇として扱えますが、ほどほどの伸び方で大きくなりすぎず安心です。多少の日陰にも耐え、丈夫で四季咲きする花はそれぞれ個性がありたいへん美しくて。小さな庭のいたるところで用途が見出せそうな系統です。

【バフビューティー】 03'
黄色がかった杏色の薔薇。退色しながらふんわり咲く様はとても雰囲気があって。葉は色が濃く、存在感があります。

【コーネリア】★ 00’ 01’ 02’
雑誌にも掲載された小輪房咲きの愛らしい花。アプリコットピンクの花は、春から夏そして秋とよく返り咲きます。毎年シュートがよく伸びるので、古い枝を切って更新しています。

【フェリシア】 02’
サーモンピンクのやさしい雰囲気の花。よく枝が伸びています。西側の低いトレリスにからませています。

【ペネロープ】 03'
白に近い杏色、半八重のとても美しい花。バフビューティーとバタースコッチの間に植え、グラデーションをねらってみました。南側の低いトレリスにからませていきます。

【プロスペリティー】 03'
白の小輪房咲き。たいへん美しい白です。刺がややきついですが、枝葉はたおやかによく伸びて。咲き始めが特に美しく、咲き進むと花の重みで枝垂れて咲く様がとても美しい薔薇です。

【ブルームフィールドアバンダンス】 01’ 03'
セシルブルンネによく似た感じの花を咲かせます。ステムが伸びて空中で咲く姿が愛らしい薔薇。低めのトレリスにも安心と言うことで2001年秋に購入しました。四季咲き性もとてもよいとか。楽しみな薔薇のひとつです。

【ムーンライト】
白の軽い八重の花弁、明るい黄色の花芯がまさに月光を思わせて。長く咲いていてくれる壁薔薇として、2003年春に迎えました。

【ラベンダーラッシー】
ラベンダーピンクの大き目の花が、たっぷりとした花房になって咲きます。2003年春に入手しました。
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ノアゼットローズ

枝がよく伸びてつる薔薇として扱いますが、四季咲き性がたいへんよいものが多く、花も繊細で惹きつけられるものがあり、素晴らしい系統です。

【エメ・ヴィベール】 01’ 
白の小輪房咲き。明るい黄緑色の細長い葉がとても魅力的。少し長めに伸びたステムの先に、他の薔薇がピークを過ぎたころから蕾を付け咲き続けます。細く刺の少ないシュートがよく伸びて。大輪の白のオールドローズ、ソンブロイユと一緒に壁面に誘引しています。

【アリスター・ステラ・グレイ】 01’ 02’ 03'
まるで菊の花のような細長い個性的な重ねの多い花びらが、わずかに黄味を帯びて絶え間なく咲きます。枝はたおやかで扱いやすく、細い葉もとても美しくて。バタースコッチとともにアーチに絡ませています。

【ブラッシュノアゼット】 
淡い透明感のあるピンクの小輪の花が大きな房となって次々と咲き続けます。あまりによく咲くのですぐには大きくなりません。小さめのトレリスにも安心な薔薇。

【マダムアルフレッドキャリエール】 01’ 02’ 03'
柔らかな白の大輪、とてもとても美しい薔薇です。細く直立したシュートがたくさん伸びてあっという間に壁を覆ってしまいそうな勢い。夏に少し返り咲きします。

【セリーヌ・フォーレスティエ】 03'
2003年春に入手しました。淡い黄色で、ボタンアイをもつクォーター咲きの花です。春から秋にかけてとてもよく繰り返し咲いてきます。

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ティーローズ

とてもお洒落で雰囲気のある薔薇が多いように思います。四季咲き性がよいのも嬉しいところ。ついつい増えてしまいそうな系統です。

【ソンブロイユつる】 02’ 03'
美しい白の大輪のバラ。春に植えた新苗が秋にはもう3メートル近く枝をのばしました。来春の開花がとても楽しみです。

【レディヒリンドン】 02’ 03'
一度見たら絶対欲しくなる、杏色の繊細な美しさを持つ薔薇。鉢で育ててていますが生育は比較的おとなしくて。蕾は次々とつきます。

【グロワール・ドゥ・ディジョン】 01’  03'
白に近い褐色の花。クラッシックな雰囲気のたいへん美しい薔薇です。細い枝がよく伸びてあっという間に次の蕾が付きます。壁にそわせて育て、窓辺に誘引する予定。やや黒点に弱い感じがしています。

【マダム ブラビー】 03'
白い重ねの多い深いカップ咲きの花が細い枝の先に重くしだれるように咲きます。その姿がなんともエレガントな薔薇。

【マダム ジョセフ シュバルツ】 03'
少しクリームがかった白の花。花形が整って美しく、重く枝垂れるように咲きます。

【アークデュク ジョセフ】 02' 03'
アプリコットと濃いローズピンクのグラデーションというとても個性的な花色の薔薇。よく四季咲きますが、秋の色がまた美しくて。

【マダム ジュール グラブロー】 03'
アプリコットオレンジのロゼット咲き、個性的な薔薇です。大きく枝を伸ばすといいますが、さすがに半年で3メートル近くシュートを伸ばしたのには驚きました。壁薔薇として育てていきます。2003年春に入手しました。

【フランシスデュブルイ】 03'
赤い薔薇は、我が家では少ないのですが、その中でも特に存在感のある美しい花です。鉢で育てています。2003年春に入手しました。

【ぺルルデジャルダン】
とても美しいイエローの花が咲くといいます。ケイトグリーナウェイの挿絵の中にも登場しているとか。2003年秋に入手しました。

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ランブラーローズ

クライマーとは違って垂れ下がるように伸びていきます。一季咲きのものが多いです。

【アルベリックバルビエ】 02’ 03'
ランブラーの名花、大輪の白薔薇です。多少の日陰は平気なので、北側のフェンスにからめています。一季咲きですが、かえってそれが手入れの負担を軽くしてくれます。

【トレジャートローブ】 
春にナーサリーで咲いているのを見て、あんまりかわいくて、結局忘れることができず入手した薔薇です。銅色の細身の葉もとても美しくて。よく伸びるとか。

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モダン・シュラブローズ

使い易い薔薇達です。ほどほどに大きくなってくれて、しかも、四季咲き性のよい品種も多くて。小さ目のアーチやオベリスク、トレリスなどにも安心です。

【ジャクリーヌ デュ プレ】 01’ 02’
半八重平咲きの淡いピンクのこの薔薇は、赤い花芯の美しさとあいまってたいへんひきつけられるものがあります。次々と蕾を付けて咲き続けてくれるのもうれしいところ。セシルブルンネとともにオベリスクにからませています。

【レイチェル ボウズ ライアン】 03'
半八重の杯状咲き。とても美しいアプリコットオレンジの花は一目見たら忘れられません。よく四季咲きし、2メートルほどに伸びるといいます。

【ゴールデンウィングス】 03'
明るい嫌味の無い黄色が庭を明るくしてくれます。大輪一重の花は、秋も美しく咲いて。2003年秋に入手しました。

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クライマー

一口にクライマーといってもシュートの伸び方も太さも刺も様々、用途に合わせて慎重に品種を選びたいところです。実際は、大きめのフェンスや壁に誘引するとよい場合が多いです。”アーチにはクライマー”という安易な考え方だけは思い留まった方がよいということを経験から学びました。

【新雪】 00’ 01’ 02’ 03'
鈴木省三さん作出のつる薔薇。白の大輪が豪華な房咲きになります。太くたくましいシュートがぐんぐん伸びてあっという間に5〜6メートルを覆ってしまいました。壁や背の高いフェンスに向いた薔薇です。春に一面に咲いて見事。返り咲きもします。

【バター スコッチ】 00’ 01’ 02’ 03'
ベージュとも茶色とも言いがたい花色がシックで女性に人気があります。ふっくらとした大輪。房咲きになる年もあります。シュートは2.5メートルくらいに伸び、アーチとそれにつながるフェンスにからませています。四季咲き性が特によく、春から秋まで咲き続けます。

【キング】 00’ 01’ 02’ 03'
たいへん丈夫な薔薇で病気知らず、刺も少なくシュートの出も旺盛で育てるのがとても容易な薔薇です。濃いローズピンクの小輪房咲き。毎年、新しいシュートが何本も3メートル以上は伸びるので、樹勢を抑えるためにわざと花がら摘みを行わず、実をならせるようにしています。シャラの木にからませたり、庭の入り口にアーチ状に誘引したりと、1株でいろいろな用途に使っています。

【カクテル】 00’ 01’ 02’
一重の赤い花弁が開くとまるで火が灯ったよう。四季咲き性がとてもよく花は休むことがありません。細い枝がどんどん新しく伸びますが、扱いやすい薔薇です。

【ロココ】 00’ 
杏色のふわりとした花が軽やかに咲きます。シュートは新雪と同じくとても太く直立して伸びていきます。壁面や大きなフェンスにふさわしい薔薇。返り咲きもします。我が家ではテッポウ虫の被害に遭ってしまいました。いつかまたぜひ育ててみたいと思わせる薔薇です。

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ハイブリッドティーローズ

極大輪のたいへん豪華な花を咲かせます。咲く時期を剪定によってコントロールできます。ガーデンローズというより鉢で育て、ポイント的に使っています。

【ジャスト ジョ―イ】 00’ 01’ 
澄んだアプリコットオレンジの大輪の花。開ききると花びらはウェーブがかかったようになりとても美しいです。香りも素晴らしくて。

【ジュリア】 00’ 01’ 02’
茶色がかったベージュという珍しい花色、人気の薔薇です。繰り返し良く咲きます。鉢で育て、ベストポジションに置いて眺めています。

【ラ フランス】 01’ 02’ 03'
重ねの厚いまん丸なとても大きな花を咲かせます。最初のHTとして歴史的な名花であることは周知の通り。一度この花の香りをかいだら絶対に忘れられないことでしょう。

【オフェリア】 03'
言わずと知れた名花です。これぞ薔薇色というべき花色、整った花形は、血筋のよさを感じさせて。オフェリア香という香りの美しさは、育てた人でなければ味わえないことでしょう。

【ミセス オークリー フィッシャー】 03'
アプリコットの一重、とても大人っぽくシックな薔薇です。よく蕾が付いて絶え間なく咲いて。葉もとてもシックな色合い。
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フロリバンダローズ

四季咲き性がとてもよく、樹形もこじんまりとまとまりやすいです。ガーデンローズとしてはたいへん使いやすい品種群です。

【アイスバーグ】 00’ 01’ 03'
緑山で見せていただいて一目ぼれした薔薇。可憐な白薔薇です。葉はやや黄緑がかって軽やかな感じ。良く繰り返し咲いてしかも丈夫です。刺も少なく枝も細くて扱いやすい薔薇です。

【ストロベリーアイス】 00’ 01’ 02’ 03'
可憐なピンクの花びらが綺麗に波打って開きます。春から冬まで花がついていないというときはありません。枝は切らずにおくとつる薔薇のようになりますが、適度に剪定すればこじんまりともおさまって。葉は照り葉で全体にボリュームがあります。丈夫な薔薇です。

【マガリ】 00’ 01’ 02’ 03'
ローズピンクの美しい八重の花が大きな房になって咲きます。フロリバンダとしては大輪。甘く強い香り、性質は強く育てやすい薔薇です。

【グルス アン アーヘン】 01’ 02’ 03'
柔らかな淡いアプリコットピンクの花弁がたくさん重なってふわりと咲きます。繰り返しよく咲きますが、ときにはクリームホワイトに咲いてみたり、高温時にはピンクが濃くなることも。あまり大きくならず、ボーダーの前方で使える薔薇です。

【サマー スノー】
つる薔薇の名花サマースノーにはフロリバンダもあります。ひらひらした白い花弁がとても可愛らしくて。 ボーダーの前面に植えました。

【エルフ】 03'
白の半八重咲き、花芯は黄色、開き始めはほんのりアプリコットがのって。ちょうどいい大きさのシュラブになり、絶え間なく花が上がってきます。雰囲気がとてもよく、薔薇のボーダーに新鮮な雰囲気を与えてくれて。

【ローゼンライゲン】 03'
淡いピンクの一重の愛らしい薔薇。ボーダーの前面に植えました。よく咲いてきます。

【アプリコット ネクター】 03'
アプリコットの花色が絶妙です。フロリバンダとしては大輪、甘い香りもとても素晴らしい薔薇。

【イングリッシュミス】 03'
銅色の新葉と、暖かなピンクの花の対比がとても美しい薔薇です。2003年秋に入手しました。

【イレーヌオブデンマーク】
いわゆるアーリーフロリバンダと呼ばれているものです。繊細な明るい緑の葉がとても美しい品種です。白い花は、オールドローズ的と言われていますが。2003年秋に入手しました。

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ポリアンサ・ミニチュアローズ

鉢に植えて楽しむことが容易な薔薇です。四季咲きするものが多いところも魅力のひとつ。ベランダでのコンテナガーデンなどにお勧めです。

【グリーンアイス】 01’ 
名前の通り咲き進むと白から綺麗なグリーンになる小さな薔薇です。横に伸びる性質があり、コンテナから垂れ下がるようにして広がって。黒点病などにも強く、育てやすいです。

【アンヌ マリ ドゥ モントラベル】 01’ 02’
小さな白い可憐な薔薇が休むことなく咲きます。鉢で育てて他のシーンに合わせるという使いかたがぴったりな薔薇。

【イボンヌ ラビエ】 01’ 02’ 03'
比類無い美しさの白薔薇。小〜中輪の花が房になって咲きます。0.9メートルほどに育つといいますが地植えにすればさらに伸びるとも。

【リトル ホワイトペット】  00’ 02’
白の小輪ポンポン咲きの可愛い薔薇。次々と房になって咲いて休む間が無いくらい。それほど大きくならず、鉢で育てています。

【オレンジ マザーズ デイ】 03'
アプリコットオレンジがとても綺麗なころころカップ咲きの小さな薔薇です。ボーダーの足元に添えてポイントとしました。

【ディック コスター】
かわいいカップ咲き、ころころした愛らしい薔薇です。濃いローズピンクの花が春から絶え間なく咲いて。

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イングリッシュローズ

イギリスのディビッド=オースチン作出のモダンローズです。オールドローズ的な花を咲かせますが、葉は残念ながらオールドローズほどの多彩さはありません。カタログに記されているよりも大きくなってしまうことがしばしばで、庭植えでは半つる薔薇として扱ったほうがよいものが多いです。


薔薇色・ピンク色系

【マサコ】 00’ 01’ 02’ 03'
よく伸びる薔薇です。シュートの先を摘んだらほうきのように伸びたのでそのままスタンダード仕立てにしてしまいました。様子を見ていますが、剪定をしながら樹形を保つことができそうです。四季にわたって良く咲きます。

【ヘリテイジ】 00’ 01’ 02’ 03'
2〜3メートルは直立して伸びます。春夥しい花を付けた後、晩秋まで蕾があがってきて。丈夫な信頼できるイングリッシュローズです。

【シャリファアスマ】 00’ 01’ 02’ 03'
春に大輪の花が咲いたあと、晩秋まで繰り返し咲きます。イングリッシュローズとしては樹形はコンパクトな方。

【メイヤーオブキャスターブリッジ】 00’ 01’ 02’
愛らしいカップ咲きの花に似合わず、シュートは剛直で太く、まっすぐに3メートル以上伸びていきます。返り咲きもしますが、秋には今のところあまり咲いてくれません。

【ミスアリス】
花も株も小さくてとても愛らしい薔薇です。ボーダーの手前に植えて楽しみたいと思います。2003年秋に入手しました。

【アルンウィックキャスル】
整った花形が美しい花です。出窓下のボーダーに植え込みました。2003年秋に入手。

【ウィリアムモリス】
白の小花スノーグースと合わせたくて2003年秋に入手しました。トレリスにからめられるくらいに大きく育てていきたいと思います。

紫色

【ザ プリンス】 00’ 01’ 02’
深い赤から深い紫へと色が変わっていきます。直立して伸びた新しいシュートによく花を付けます。イングリッシュローズとしてはこじんまりとした樹形で扱いやすいです。

深紅色

【LDブレイスウェイト】 00’ 01’ 02’
この薔薇のスタンダード仕立てを選んだのは、正直言って失敗でした。長く伸びるシュートの扱いが難しく樹形を作るのに苦労しています。苦肉の策で伸びたシュートを下に引っ張ってウィ―ピング仕立てもどきにしてしのいでいます。花は四季を通してよく咲きます。黒点にやや弱い感じがします。

【ウィリアムシェークスピア2000】
長い間あこがれていた薔薇をようやく2003年秋に入手しました。少し高めに剪定して大きく育てようと思っています。

杏色

【エブリン】 00’ 01’ 02’ 03'
薫り高くたいへん美しい花です。シュートは1〜1.5メートルくらい伸びます。返り咲きもしますが、秋の花は我が家ではそう多くは見られません。

【メアリー マグダーレン】 03'
丈がそう大きくならないイングリッシュローズは貴重ですが、この薔薇も鉢で充分育てられます。淡いアプリコットが退色して白に。花つきも抜群、とても人気のある薔薇です。

【セントセシリア】 00’ 02’ 03'
縦に長く枝が伸びて花はうつむいて咲きます。春に咲いた後もよく返り咲き、秋には特に冴えた花色で咲いてきます。

【アンブリッジローズ】
杏色系では一番人気の高い薔薇かもしれません。鉢栽培に向くといわれています。2003年秋に入手しました。

【ルドロウキャッスル】
淡い色合いがとても繊細で魅力的な薔薇。2003年秋に入手しました。

黄色

【ジェーン オースチン】 00’ 01’
放っておくとつる薔薇のようによく伸びます。シュートを横に倒して誘引するとたくさんの花が咲きます。返り咲きしますが秋にはほとんど花を見ることはありません。

【コンテスドシャンパーニュ】
とても美しい半八重の花です。2003年秋に入手しました。


【グラミス キャッスル】 02’
こじんまりと小さくまとまった樹形です。花はとにかくよくあがってきますが、黒点病などに弱く落葉しやすいです。

【スノーグース】 01’ 02’ 03'
細長い葉が美しく、扱いやすいシュートがほどよく伸びます。四季咲きも良く、つる薔薇としてお勧め。デイジーのように細長い花びらがとても愛らしく、大輪薔薇と合わせるのにはもってこいの薔薇です。

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