Gallica 【コンプリカータ】(5月11日開花) 一重の大輪バラ。たっぷりと房咲きになり長期間咲き続けます。ガリカ特有の鮮やかで透明感のある嫌味の無いピンクの花びらは、朝開き、夕べには閉じてしまいます。秋にはオレンジ色のローズヒップがたわわに実り、それを使ってバラの実のお酒を作ります。たいへん丈夫で手間入らず。一季咲きですが申し分無いバラです。 白いジギタリスと共に。 【ロサ ガリカ ヴァーシカラー】(5月23日開花) 花びらは濃いピンクと白のストライプ。咲いたかと思うとあっという間に散ってしまいます。オールドローズらしい簡素さの中に優雅さを秘めて。香りも高く。樹高は1mほどにしかなりません。コンパクトで小さな庭にもお勧めです。 白の縞斑のグラースが思いのほか伸びて。後ろに柏葉アジサイが。右端はスモークツリーです。 【シャルル ド ミルズ】 今年の冬に大苗を植えたばかりです。シャラの木にからませようという計画。どんな風に生長してくれるでしょうか。 Bourbon 【マダム イザーク ペレール】(5月9日開花) 艶やかなローズピンクはいかにも”マダム”という感じ。とても生育旺盛であまり日当たりの良くない場所なのにぐんぐんシュートを伸ばし、とうとうオベリスクに収まらなくなってしまいました。一番花は、花形も乱れがち。 花に宿った雨の露を手に受けると、バラの香りがします。すばらしい”香りのバラ”です。 Hyburid Musk 【コーネリア】(5月9日開花) このバラが咲いてくるとバラの季節の到来に心の底から喜びがこみ上げてきます。アプリコットの小さな花房がまるで滝の様に駐車場の後ろのトレリスを覆います。返り咲き性も抜群で去年は秋遅くまでぽつりぽつりと咲いてくれました。嬉しい悲鳴が出るほど毎年シュートをぐんぐん伸ばしてくれて。小さな蕾も本当に愛らしいバラです。 コーネリア、コンプリカータ、ジギタリスのグラデーションです。 夫が作ってくれたトレリスの上を覆うようにして咲いています。 Hyburid Perpetual 【バロン ジロー ド ラン】(5月10日開花) 赤に白の縁取りが一筋入る美しいバラ。今年はたくさん蕾がつきました。あまり条件の良くない場所なのにと、けなげさに関心します。 開いて行くにつれ、ローズピンクへと花色が変化して行きます。葉に黒点病が出ていますが、根元からは3本も元気の良いシュートが伸びています。奥の白い花は種から育てたジギタリスです。 白のジギタリスとのこんな表情も。新雪の木陰で少し日陰になってしまうこの場所にこの微妙な赤がとてもよく似合います。少しうつむき加減がとても優雅です。 China 【粉粧楼】(5月10日開花) 今年の春、新苗を入手したばかり。小さな蕾がついていたので、思いきって咲かせてしまいましょう。このあと5枚葉の上で花を切り、木を充実させていきます。 |