盛夏の庭

*梅雨の晴れ間に*
White Gerden

日に日に濃くなる緑の中に
気がつけば
白い花ばかり、ひっそりと浮かび上がって。


サボテンの花

普段の姿からは似ても似つかぬ美しい一日花です。今年2回目の開花。

ユリ マルコポーロ


白地に薄いピンクが入る美しいユリです。植えっぱなしで数年たった今年は花が少し小さくなりました。後ろのグリーンは三角葉アカシアです。





横向きの表情。アガパンサスのブルー、ベルガモットの紫がお似合いです。

【白い花のコンテナ Part2】

台風一過の晴天のもと、真夏のような日差しの中で白い花を集めたコンテナの花々がいっせいに咲き始めました。このコンテナは、下の白い花のコンテナとはまた違う組み合わせです。今咲いている花のほかに、白のルリマツリ、ニコチアナが咲いてくれば完成です。

【ユリ 品種名不明…】

台風が去ったあと、荒れた庭の片付けをしていたら、大輪のユリが咲いているのに気付きました。あわてて支柱を施してみると、あれ、ブロッチが…。私はユリはノンブロッチのものが好きで必ず点々の無い品種を選んで植えているのに、おかしい…。多分、注文したものと違う品種が届いてしまったのでしょう。でも、このユリは、ほんのりとピンクがかった白ユリで、ブロッチの入り方も許せる範囲です。ユリが咲いてくると夏が近いのを感じます。名前が不明なのは残念ですが、偶然の出会いを大切に育ててあげることにしましょう。

ギボウシ・オーガストムーン

ギボウシの花が次々に開花しています。さまざまな個性を持つリーフの一画です。ギボウシオーガストムーンの黄金葉を中心に、右奥がアカンサスモリス、その手前の白斑の細かい葉はマサキ、一番手前のシルバーの葉はラムズイヤー、左の先端が赤くなっているのは、黄金葉のシモツケです。

玉咲きシモツケ

梅雨に咲いたこの花には、和のムードが漂います。たくさん咲いたら、一輪挿しに茶花風に生けると似合いそうです。三つに先が分かれているのがこのシモツケの葉。白と赤と緑の斑入り葉は、斑入りのミズヒキ。白と緑の葉は本斑タニウツギです。半日陰のスペースに斑入り葉がちょっと明るいニュアンスを与えてくれます。
ガクアジサイ

斑入りガクアジサイです。白斑の葉が新緑の季節から秋遅くまで愉しめます。バラがたとえ夏に黒点で下葉を落としてもこのアジサイの葉でボーダーの美しさを保てるようにと、バラのボーダーの前面に植えました。無農薬でバラを育てる庭の工夫のひとつです。

【雨の中の柏葉アジサイ】

雨に濡れて、重くなった花房をたれるように咲く柏葉アジサイ。この花は、花期がとても長く美しさを保ったまま1ヶ月近くも愉しめます。梅雨時の厚い雨雲で暗くなりがちな庭の一画で、静かな明るさを提供してくれます。

だんだんガクが緑色に変わってきました。この段階でもシックでとても素敵。ブルーのアガパンサスと涼しげな表情に。

思わず激写です。クモの巣も雨上がりはとても綺麗。奥に見える葉は、スモークツリーグレイス。今年は花は咲きませんでした。
【ハイランドジア・アナベル】

咲き始めのころは緑色がさしていましたが、梅雨に入って真っ白になりました。柔らかく繊細な色と形。なんて雰囲気のある花でしょうね。





【リーガルリリーとラムズイヤー】

リーガルリリーが満開になりました。雨にうたれながらも花筒を気丈に持ち上げてきりりと咲いています。バラに替わって甘い香りを庭に撒いてくれて。ラムズイヤーは、淡い紫の花を咲かせ始めました。雨の中でもぴんと上げた花首がけなげです。
【白い花のコンテナ】

小さなホワイトガーデンです。一番背の高い白のガウラが咲いてきました。湿度の高さをほんの一瞬忘れさせてくれます。

このコンテナに使った植物のリスト

ガウラ
サルビアコクシネア
八重咲きペチュニア
サフィニア
アゲラタム
わい性のダリア
ユーカリ
コリウス
ヘリクリサムミクロフィラ

どの株も蒸し暑さに負けずにぐんぐん成長しています。あふれんばかりに咲いてくれる日ももうすぐ。もちろん、コンテナの底には自家製堆肥をたっぷりと使っています。

【エンゼルストランペットとハリエンジュ・フリーシア】

エンジェルストランペットが咲き始めました。12号鉢に植えて木陰に置いています。6月〜10月ごろまで咲きつづけます。ハリエンジュ・フリーシアは、去年のちょうど今ごろ、小さな苗木を植えたのですが、見る見るうちに大きくなって、ねらいどおり涼しい木陰を作ってくれています。
【エンジェルストランペットとリーガルリリー】

どちらも薫り高い花です。特に夕方から強く香って部屋の中まで香りが漂ってくるほど。
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